歌で世界がつながる
歌で世界が広がる
2008年、大阪府教育委員会が実施している「こころの再生」府民運動のイメージソング『みんなトモダチ』の制作を寺尾仁志が行う。歌詞は子ども達から公募した言葉やフレーズをもとに作成。このCDは大阪府内の幼小中高校に配布されている。
2009年より大阪府内の幼稚園や小中学校、支援学校などを訪問し、子ども達とも一緒に歌う「参加型コンサート」をスタート。芸術鑑賞会としての公演の他に、映像を交えながら国際理解や被災地支援について学び・考えるコンサートを行なっている。
人と人が繋がることや夢を持つことの素晴らしさを子ども達に伝えている。
訪問した学校や施設は今までに400校を超える。
学校訪問コンサートが各地に広まり、アフリカ・ケニアの学校から依頼がきっかけで2009年11月ケニアを訪問。 現地ではキベラスラムの清掃活動やマンゴーの植樹活動の他、 HIV孤児たちとの交流、教会や刑務所学校などで音楽の交流活動を行う。 翌年2010年から2015年の間ケニアに訪問していたが、治安の悪化や新型コロナウイルスの影響によりやむなく渡航を断念。
2024年より再びケニアへの訪問を予定している。
ケニア訪問の模様は、読売テレビやNHK滋賀、奈良テレビでも取り上げられ注目を集めた。
4月、支援物資を携えスマトラ沖地震の被害に見舞われたバリ島を訪問。現地では孤児院でのコンサートやサヌール海岸の清掃活動、またストリートライブやライブハウスでのコンサートなど歌を通じて現地の人々やバリ在住の日本人の人々との交流を深める。 清掃活動やコンサートの様子が現地の新聞に掲載される。
2011年の「震災祈念コンサート」のテーマは『神戸が世界を励ます!』 その前年1月に起こったハイチの大地震を支援すべく神戸各地でチャリティーコンサートを開催し、また「震災祈念コンサート」当日も会場に募金箱を設置、その全額を2011年2月に義援金・支援物資として届けるためハイチ訪問。 現地では学校・孤児院や教会などでコンサートを開催し被災された人々との交流を深める。
株式会社ワン・ダイニングが社会貢献事業として行っているカンボジアでの学校建設に賛同し、カンボジア・シェリムアップ州の中学校の竣工式に同行、式典の中でコンサートを開催し子どもたちとその喜びを分かち合う。
ニューヨーク・アポロシアターへ11月4日、ニューヨーク・アポロシアターにて寺尾仁志with human note単独公演「UTA NO TANE at the APOLLO THEATER」を開催。
東日本大震災に際してNYの人々からの様々な支援に対しての感謝の意を代弁するという目的であった今回のNY行きであるが…出発の直前にハリケーン・サンディがNYを襲う。 NYの被害状況が報道されるなか、この60年ぶりの大きな天災がこのタイミングでNYに起きてしまったこと、これは決して偶然ではないはずだという想いで東日本被災地支援の感謝を伝えるだけでなく、今回被災されたNYの人たちに対してともに立ち上がり前へ進もうというメッセージを持ってNYでの活動を実施。
ストリートライブ、ハリケーン・サンディ被災避難所訪問、ハリケーン・サンディ犠牲者追悼集会へ出席するなど、当初予定していた活動とは変更を余儀なくされたが、アポロシアターでの公演は観客全員がスタンディングオベーションで終演を迎える。
またコンサートのインターネット配信等を実施した。
病院訪問活動の他、がん患者支援チャリティーイベントである「リレー・フォー・ライフ」にも継続して参加。その他「オレンジリボンコンサート」や障がい者施設での音楽交流も積極的に行っている。
それぞれの立場の人が同じ痛みをもつ人を励ますことが出来る! 歌うことで、心が元気になる! そして笑顔になる!「笑顔、勇気、希望」をテーマにした歌詞を病院に関わる全ての人から募集し、ウタウ病院コンサートのテーマソング【笑顔があれば~if you smile~】が完成した。
2015年1月17日、阪神・淡路大震災から20年となるこの日に兵庫県立文化体育館(神戸常盤アリーナ)にて開催の「1.17震災祈念コンサート~明日(Mirai)へ~」に新生ホームサービス株式会社さまの協力を得て、南三陸町で一緒に歌っている方々の招待が実現。
コンサートの最後には、ゲストシンガーの中西圭三氏、一般参加シンガーの皆さん、そして南三陸の仲間も加わり、出演者全員で『しあわせ運べるように』を大合唱した。